へその緒
子供の頃、親のタンスの引き出しで見たへその緒。
桐の箱に脱脂綿がしかれ大切に保管されていたのは、兄のもの。
わたしのはというと、プラスチックの箱にからんから〜んと入っていた。
大仏丸のへその緒は、丁度病院に行ったとき、助産師が検診中にとれた。
大仏丸を取り上げてくれた、その若くてきれいな助産師、
へその緒をポイッと捨てて、
「いる?」と、へその緒をとめていたクリップを差し出した。
思わず相方がもらってきたクリップ、
なんか汚いし、どうしていいかわからず、投げっぱなし。
退院翌日、病院へ舞い戻り、一人でお泊まりした妹丸、
帰って来たらへその緒はなくなっていた。
自分のへその緒だって、今更もらっても困るし、多分捨てるし、
子供達のものも、取っておいても仕方ないとは思うけどね、
取っておきたかったとしても、選択の余地もなかったね。
病院の助産師に、日本ではへその緒をとっておくんだよ、と言うと、
あんなくっさいのに?と、言われてしまった。
豪州でこれから出産する方で、
へその緒をとっておきたい方、
ご注意を。
