ぐちります
息子の保育園への支払いは、国からの補助を差し引いた額を支払ってきた。
それが。。。娘の補助を申請したら、なにやら手違いがあり、
これからは全額を支払い、補助については来年の確定申告後に受け取る、
ということになった。
後でもらえるとしても、保育料全額支払うということは、
日本ならワンルームで一人暮らしできちゃうくらいの負担。
即事務所に行き、元に戻すようにお願いしたのだが、
戻せない、と意味不明の返事。
なにやら待たされた後で、分厚い申請書を受け取る。
今までいろいろ登録だなんだかんだしてあるのに、
豪州への入国歴やら、相方との出会いなど、
なんで今更ここから始めるかな〜という面倒な申請書。
全額納めればいいんでしょ、このやろ、と放置した。
のだが、やはり今月のお支払い額を見て、重い。。。
ということで、今度は電話で問い合わせてみた。
ら、その場でちょちょっと直してくれた。
5分もかからなかった。
こういうことって、よくあることなんだけど、
なんなんだかな〜〜〜。
話した相手によって、運命が大きく分かれて行く。
良く言えばドラマチックな国、豪州。
手続き的なことがあると、かなりの確率で面倒な方に行くわたくしは、
そんなに運の悪い人間なのでしょうか。
無駄に疲れるんです、ほんとに。
それはさておき、事務所で最初に厳しい中国系のおばちゃんに
激しく否定されまくり、へこんでいたわたくし、
電話の際には通訳サービスを頼んでみた。
さすが他民族国家、豪州では、
公的なことでは通訳サービスは当たり前。
当たり前のサービスなんだけど、通訳はかなりのはずれだった。
英語も上手ではないけれど、日本語も通じない。
普段のわたしはテキトーだけど、本気を出せば、
とってもわかりやすい日本語を話せるんです、わたし。
それなのに、いまいち伝わらず、
「は?!」とか「あなたが?母親が?なに?!」とか
とっても失礼に聞き返すおばちゃん。
伝わらない原因としては、言葉の問題というよりも、
国の補助やら手続きやらシステムやらのことを知らなさすぎる。
そして、完全に自信を失っているわたしよりも英語ができない。
しかも、驚くことに、大切な数字を間違っていた。
豪州国の誇る通訳資格を持っているからこそ、
この電話での通訳の仕事をもらえているはずなのに、
これはひどい。
わたしが本当に英語がわからなかった場合、
その間違えた数字のために、後々問題も起こるかもしれない。
よほど間違いを指摘してあげようかとも思ったけれど、
やめておいた。
実は、何も得ていないので恥ずかしい過去だけど、
希望もしていないのに、通訳試験合格を目指す方々と、
ちょっぴり通訳の勉強のさわりをかじったことがある。
そのとき、実際の通訳のお仕事を見学してくるという課題があった。
裁判所で実際のプロフェッショナルのお仕事を見学させていただいたが、
「え〜」「わかんね〜」とつぶやくプロフェッショナルに遭遇。
裁判所の判決ってさ、事の大小にかかわらず、
その人の人生にかな〜りの影響があることは間違いないでしょ。
通訳倫理というより、人間としてどうでしょうか。
話は飛ぶけど、メルボルン事件と呼ばれる事件があった。
日本からの旅行者が、豪州に来る前に立ち寄ったマレーシアで、
現地ガイドに盗まれたものの代わりとして
用意されたスーツケースを持ち豪州に入国してみたら、
そのスーツケースには麻薬が仕込まれていた。
こんな、なんの工夫もない無実の運び屋なのに、
有罪となったのは、取り調べの際の通訳の質の低さ。
ちらっと映像を見た事があるけれど、
「このスーツケースはあなたのですか」という質問に、
スーツケースはマレーシアで用意されたものだけど、
中の荷物は自分のものです、というようなことを説明。
その訳は
「Yes」。
素人もびっくりの意訳だけど、短すぎるよね、絶対。
それはほんの少し前、1992年のこと。
日本語ペラペラの外国人がすでに珍しくもなかった時代に、
人の人生を左右する大切な通訳をする人がこのレベル。
ここまで、人生を運に任せてはいけないよな、多分。
わたしぐらいの運の悪さは幸運と思ったほうがよいのか。
そんなこんなで、気が長いというか、諦めがいいというか、
良く言えば、事が普通に進んだだけで幸せを感じられるようになる、
素敵な国なのです。