用意ドンです
この間、近所の信号で、おばあさん、かなり高齢、
しかも、足が悪いらしい、と遭遇した。
青になってもぐずぐずしている、というより、スタートがきれない様子。
「大丈夫ですか?」と聞いたものの、絶対大丈夫ではない。
手をつないで渡ることに。
シドニーの歩行者信号は短い。
健康な若者が用意スタートの状態で待機し、
青になったと同時に歩き始めても、途中で赤の点滅になったりするくらい。
おばあさんの一歩は、足のサイズ半分くらい、全然進まない。
片側3車線の道路の1車線も進まないうちに赤になった。
シドニーでは、東南アジアばりにクラクションをならす車が多い、と思う。
しかし、足の不自由な超高齢者とベビーカーを押した妊婦が
手をつないで歩いていたら、さすがに誰もならさないよね。
中央分離帯で一休みしながら、次の青にむけ待機。
そして、用意ドン!でスタートをきったけど、前半戦と同じ。
渡りきったときは、ちょっと感動しました。
以前にも近所に一歩が足のサイズ半分くらいのおばあさんがいて、
毎日ごろんとしているだけの大仏丸を連れ出すわたしに負けないくらい、
毎日お散歩していた。
このおばあさん、大仏丸の成長とともに、普通に歩けるようになっていた。
日本だったら、あの歩きで散歩には絶対に行かないし、
そのままごろごろしてぼけちゃったりするかもしれない。
でも、それは社会と環境が整っていないだけだと思う。
豪州のお年寄りは元気。
足が悪くたって散歩を楽しめる環境もあるし、社会も優しい。
そんなところは、豪州万歳と思うのです。